秋の朝。
雲一つない快晴です。
上のお子は小学生。学校まで50分かけて歩いて行くので、朝早くに家を出ます。
見送りに外に出たら、あぜが、朝日を受けて、きらきら白く光っています。
夜が冷え込んだらしく、朝露がスギナにたくさん留まっていました!
デコレーションスギナ!
しばらくして陽が高くなると、蒸発して消えてしまう水玉。
あたり一面の草をキラキラに飾っていました!
by 網本 朝香
洗濯機の前で、スイッチ、スイッチ…ぴ…と、普段通りの家事をしていた、このあいだ、
ふ、と、甘くて、でも甘すぎず、爽やかな香りが、忙しさの隙間に漂ってきました。
何だろう…。必ず嗅いだ事のある香り。
キンモクセイだ。
この家は、親戚とかではなく、ご縁はありましたが、他人だった先代の後に最近入った家、つまり広い敷地に、何が植わっているのか、知らないのです。
特に洗濯機のある裏庭の植物は、謎だらけ。
芽が出、花が咲き、実がなり…初めて分かる樹もあったり、です。
さてさて、
どこかに金モクセイが植わっているはずだ…香りの主はどこだろう…と、見渡して見ると、
驚きました。
「銀」モクセイなのです。
金モクセイならぬ。
洗濯機のすぐ後ろ3mに、
真白な小さな花が、静かに香りを空気に乗せていました。
咲いていたのに、気付かなかった。
風が強すぎても散ってしまう香り。
「空気が動いている」くらいの微風な洗濯日和にこそ、届いた香り。
決して見た目は派手な花ではありませんが、金モクセイ、銀モクセイの香りは、ふ、と我に帰らせてくれます。
色は見事に
オレンジ=金モクセイ
真っ白=銀モクセイ
表庭に金モクセイがあるのは知っていたので、
敷地に「金銀お揃い」に植わってくれているのが嬉しくなりました。
晴れた、ぽかぽか秋の、小さな幸せ。
by 網本 朝香
仲秋の名月はすぎましたが、近所の空き地に「ススキ?」が穂を揺らしていました。
昨年の十五夜に「ススキ」を飾りたく、
お隣りのばあちゃんちの用水路沿いに(久し振りに登場!)
大きく株で穂を出していたなぁ、と、
ハサミを持ってお願いしに行くと、
「これは、ほんとはススキじゃないんだよ、飾るなら、こっちのがススキだから」
と、目当てにして行った大株の隣りに、
こじんまりと構える小株のをくれました。
確かに、大きい株の方はススキに比べると、背丈も高く、葉も頑丈、全体的に大型。
穂の出る時期も九月の十五夜には、ちと早い気がします。
調べると、多分…「トキワススキ」なのかな?
なんだか名前も、同じススキがついてるんだし、ススキ仲間なんでしょう。
他にも、日本では何種か自生しているようです。
一年経って、空き地にススキ?を見たものの、これは何ススキだろう…。
「ススキ」か、もしくは「ススキ?」ということで。
(人生で初めてこんなに「ススキ」を連呼しました(笑))
by 網本 朝香
ひこばえ。
ひこばえ=「蘖」とかくそうです。「曾孫生え」とも。
ひこばえ?
なんだろう?
私はお米をお身近にするまで知らない言葉でした。
でも私は必ず秋に一度は目にしていたので、大概の方も、
ああ、あれ!
ですよ。
稲刈りした後の切り株から、また緑の葉が伸びる、あれです。
本来は稲だけに使う言葉じゃなく、「切り株から新たに伸びる芽」のことみたいです。地力がある田んぼでは、ほっとくと良く伸びて、また小さな穂をつけたりします。
小さい穂なので、あまり中味は入ってなさそうですが、
最近では、しっかり収穫して牛さんの食事にするとかなんとか。
昔々も、ひこばえを収穫したことから熟語が出来たとかなんとか・・・「一種七穫」、一度植えたら七度収穫出来る…?
七度も収穫とは大した地力です。
ひこばえと聞くと、言葉って面白い、と思う瞬間で、
ひこばえの「ひこ」の音は、孫や、彦、曾孫・・・から来るようで、
どれを使うにせよ、長生きしたからこそ出会える、とてもお芽出たい存在な、お子孫曾孫が、親である切り株から生える・・・のネーミングセンスがお気に入りなわけです。
つまり、稲版だと、種もみが親、苗が子、実った穂は孫、刈った後からはひ孫!なんでしょうか。
子孫繁栄を映したんですかね。
ネーミングといえば、第一発見者の名前をつけたりもします。
日本古来から普通にいたカエルに、「シュレーゲルアオガエル」とカタカナで、研究したドイツの方の名前がついています。一瞬外来種かと思っちゃいますが、れっきとしたジャポネ、日本のかえるです。
逆に海外で日本人の名前がついているのもあるかもしれません。
いうなれば、着物に刀、鍬(くわ)に鋤(すき)・・・の時代から、
そこらへんをぴょんぴょんしてたのが、今日からシュレーゲルアオガエルさん・・・と言う事に…(笑)
例えば、
ひこばえにまだ名前がなくて、「これを只今からamimoto生えにするぞ」みたいな感じ?
面白いかも(笑)
一方で、姿形からのネーミングとしては、
「赤とんぼ」なんてのは、誰が言い始めたか、
赤いから「赤とんぼ」、
糸のように細いから「糸とんぼ」、
荒れ地に咲くから、「大荒れ地野菊」
地を這い、稲株の周りにまとわりつくように生えるから、「夜這い草」
(主観の差で、このとんぼ、糸とんぼより竹ヒゴとんぼだぁ、とかあるかもしれませんが)
ああ、まさに名は体を表す!感服です。
by 網本 朝香
ずいぶん前の話になりますが、
鴨レストラン田んぼ、残っていた半分が無事刈り取り出来ました。
大型台風18号が近付いて雨がちだった先週の中で、
10/4日曜日だけ、すぽっと晴れ間が広がり、
下の子の幼稚園の運動会も無事開催された日のこと。
お弁当タイム、レジャーシートで、唐揚げとおにぎりをのんびり食べていたら、
明日からまた雨だってよ…と、人様から聞き、
あわてて、稲刈りをその日の夕方から決行。
旦那様の欣ちゃんは、
我が子の幼稚園最後の運動会に、カメラをにぎりしめ、
キッズソーランに(→踊りです)、リレー…と、写真撮りで疲れた体に、むち打って稲刈りしてましたよ。
結果、大正解。
杉戸は、大した台風被害はなかったのですが、
田んぼはしばらく水浸しになったので、刈り時を逃していたかもしれません。
とにかく農作業は、お天気との相談事がたくさんです。
収穫は鴨様の食欲のおかげ様、
草がきれい~になく、今までで、一番の収穫高でした!
人知を超えた偶然が重なった、ミラクル田んぼに拍手!
by 網本 朝香