2011 年 5 月 のアーカイブ

防除代掻き(しろかき)

2011 年 5 月 31 日 火曜日

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あっという間に、いえいえ、あっと言えなかった・・・間に6月です。

そもそも5月に梅雨入りとは、そして台風とは。

杉戸でもすさまじい風が吹き荒れていました。

5月は、毎年たくさんの作業をしているはずなのですが、逆に書くことが追い付かず、

写真は去りも去った、5月18日、みんなの手植え祭りの田んぼの防除代かき(ぼうじょしろかき)の様子です。

 

 

田んぼに水を張ってしばらくすると、稲作には困る、コナギや、ヒエ、ホタルイ・・・といった草がたくさん芽を出してきます。

発芽を待って、トラクターでうなり、泥の中に練り込んでしまうことで、

発芽した草の種を消化、ついでに緑肥になってもらおう!というのが「防除代かき」です。

つまり、田植え後に生えてくる草を少なくするための代掻きと言うわけですね。

遠目に見ると分かりやすいのですが、草、たくさん生えてますね・・・!右の写真ですが、こんな草が所狭しと生えてます。

もう一度この状態でしばらく置き、次は、植え代(うえしろ)、いよいよ田植えの為の代掻きを待ちます。

・・・また草は生えてきます。田んぼはシードバンクといわれ、文字通り種の銀行。

とはいえ、防除代かきのおかげで土表面の種は少しづつでも減ってはいるんでしょうか、一回目に水を張った時よりも、草は現在少なそうです。

 

網本朝香

西洋蜜蜂(ミツバチ)

2011 年 5 月 18 日 水曜日

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畦のクローバーに蜜蜂が熱心に通っています。

日本の本州には、主に、日本に昔からいる「日本蜜蜂」と、

明治時代に蜜を集める能力が高いため、養蜂に輸入された「西洋蜜蜂」がいるようで、

この子たちは、ご近所さんが養蜂のために飼っていただろう西洋蜜蜂。

だろう、というのは、もちろん蜜蜂たちの顔と名前を覚えているわけではないので、「だろう」ですが、

どうやら、巣分けの際、失敗したかアクシデントだか・・・で、いなくなてしまったのだそう。

ご近所さんの巣箱からはいなくなってしまっても、どこかにねぐらを作って、花に蜜を集めに来るんだなぁ。

・・・うちの畦辺りが、主な活動場所だとしたら、有機の、しかも野生の花の蜂蜜がどこかにある、ということに・・・ごくり。

ちなみに、とりたての蜂蜜は、それはそれは、えも言われぬ美味しさだそう・・・更にごくり。

 

網本朝香

水が来た

2011 年 5 月 6 日 金曜日

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ゴールデンウィーク、周りは田植え一色です!

では、うちが田植えがないのかと言えば、作業委託された田んぼは慣行栽培だったりで、もちろん田植えがあり、ゴールデン「作業」ウィークが続いております・・・

 

ようやく網本欣一田んぼでも水を張りだしました。

ここから、6月に写真手前に映る、青いネットの中で苗が育って田植えになるまで、田んぼに水を張り続けます。

(水を張ったまま置いていると、田作業には困る、ヒエやコナギと言った草が生えてくるので、その草が小さいうちにトラクターで代掻き(しろかき)、泥に練り込むことで、田んぼに潜在的にある種の数が少ずつ減少して、抑草効果があると言われています。田植えまで、1回~2回、この抑草のための代掻きをします)

 

慣行栽培では、水を入れる→すぐ代掻きをして数日後には田植え。

周りからしてみれば、何で田植えしないの??といった感があると思うのですが、

これも、ひと手間かけることで、自然に出来るだけ添った、薬を使わない稲作をしたいための作業。

 

先日ご紹介した地縛り(じしばり)の花の隣を、水がたぷたぷと流れ込んでいきます。

 

網本朝香

地縛り(じしばり)

2011 年 5 月 6 日 金曜日

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畦に「じしばり」の花が咲いています。

タンポポに似ていますが、花弁の数が少なく、茎は細く、タンポポほど背丈が伸びません。

小さな葉っぱを一面に茂らせ、群生して、地面を縛る草・・・「地縛り」(じしばり)。

普通は除草剤で枯らしてしまうのでしょうが、

その名の通り、群生して生えると、根っこがびっしりと張り、土を留めるので、畦(あぜ)や土が丈夫になる事からついた名前だそう。

わざわざ、

「春に草刈り機で、数センチ草を残して一面を刈ると、地縛りが生えて栄えてきますよ」と、教えてもらいました。

昔・・・まだ、鎌で、時間と手間をかけて畦の草刈りをしていた時代・・・この草は生えると助かる/この草は困る・・・と、知恵と経験から、刈る草、残す草を選び、植生を活かした畦管理をしていたそうです。「地縛り」、ありがたく感じるからこその名前だったかもしれません。

除草剤は全部を一気に枯らしてしまうので、作業としては簡単なのかもしれませんが、そういった知恵も一緒に枯らしてしまいます。

畦には、地味地味だけれど、それはそれは面白い植物ストーリーがあるのです。

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例えばこの写真は、ちょうど1年ほど前、植物調査で、関口先生が来て下さったときの写真なのですが、

 

「からすびしゃく」別名・・・「へそくりだま」

へそくりだまです!!へそくり!!へそくり??

 

植物調査で関口先生から教えて頂きました。

その昔(今も???)、この写真は花なのですが、秋に根っこ?球根?が充実すると、その根が漢方薬として重宝され、薬屋に売れたらしく、

農家のお嫁さんが、初夏、畦の草刈りの時、この花を見つけて場所を覚えておいては、秋になると根っこなのか球根なのかを売って、「へそくり」にしたから、めでたく付いた名前・・・「へそくりだま」だそう。

個人的には、「カラスびしゃく」も、カラスがいかにも使いそうな柄杓(ひしゃく)・・・良い名付けセンスだなぁと思いますが、

別名「へそくりだま」には参りました!ストレートすぎる!!!

確かに、除草剤で全てを一気に枯らしてしまうと、消えていってしまう儲け話です。

 

こんな感じで、人々の仕事場、そして生活の場でもあった畦には、昔から受け継いできた、漢方物語が潜んでいます。スギナはせんじたり、粉にして、薬にしたり、カルシウム補強にしたり。

うちの田んぼでは、除草剤は一年を通して撒かないので、へそくりだまも、土筆(つくし)も蓮華(れんげ)も生え、種が受け継がれていますが、

いかんせん新規就農のため、受け継がれる知恵の方がない。・・・と言うわけで、今年からは、関口先生をお招きして「田んぼ周りの植物調査」を開催することにしました。へそくりだまは今年も生えるかな。

あ、見つけたからと言って、へそくりだまは別に薬屋に売る気はない・・・です・・よ。

春も終わり、初夏の畦では地縛りが、地面の中でびっしりと畦土を支え、地上で花を風にゆらしています。

 

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網本朝香

水色ロマンス

2011 年 5 月 2 日 月曜日

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春の花の中で、好きな花・・・きゅうり草です。

4月7日の写真なので、今はもう種になってしまっています。

子どもの頃にクレヨンで描いたような形、いかにも女の子が好きそうな水色の花。

小さいころからなんだか愛着のある花でした。

でも実は花が直径3~4ミリの、本当に小ぶりな花なので知らない方も多いかも知れません。

茎や葉っぱをもむと、きゅうりのような匂いがするらしく、きゅうり草と命名されたようですが、

記憶がある頃から大好きで、春になったら道端で毎年会える、小さな小さな、きっと自分しか知らない(と思っている)水色の花。

なのに・・・大きくなって、名前が「きゅうり草」だと知った時、かなり納得がいきませんでした・・・。

ロマンスのかけらを命名に感じません・・・。

 

網本朝香

夢中

2011 年 5 月 2 日 月曜日

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熱心に毛づくろい・・・。

夢中です。

 

網本朝香