沈丁花(じんちょうげ)

春先の香りが放たれています。

うちでは金&銀木犀と、沈丁花、ラベンダー…と、季節毎に家のどこからか香りが漂うのですが、

早春の沈丁花の香りの華やかさは、
賑やかとなる春本番の前ぶれ!!オープニング香りなのです。

優しくもあり、豪華さも持ち合わせた、沈丁花の花が咲き終わる頃には、
田んぼ準備も、いよいよ本番。

春の芽吹きを運んでくる花…だけでなく、我々田んぼファーマーにとっては、
ほんとに!ほんとに!物理的に!!!賑やかになる、そんな花であり、香りなわけです。

山に、庭先に、沈丁花や木蓮、こぶし…の色香をみつけると、田んぼの準備、

桜がほころび始めると、種もみの準備。

昔ながらの農業には、樹の花や野生の動植物に促され、農作業を始める知恵があります。

その年の事はカレンダーより自然が一番良くわかっているから、人間は目安にさせてもらうのでしょう。

当の沈丁花は、そんな人様事は、どこ吹く風。
我々にとっては、嵐の前の静けさ…
日だまりに、香りも、ふうわりとどまります。

 

網本朝香

 

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